フィリピンの巡礼について (2017.1.8〜13)     


 
  フィリピンから帰って読んだ新聞の記事の中にシカゴでのオバマ大統領の国民に向けた最後のメッセージがありました。

それは「わたしが、あなたがたに信じてもらいたいのはあなた方自身が大きな変化をもたらすことができる可能性と能力を

持っているという事です。そして、それはわたしができることを乗り越えるはずです。」

 マニラのスラム(ハッピーランド)に住む人、マザーテレサの施設にいる人、わたしたちの宿泊施設の前の道端に眠る人々

との出会いは、「貧しくされた人々のなかに復活されたキリストとの出会いである」と言われるパパ様の言葉が思い出され旅

の目的の一つでありました。二つ目の目的はフィリピンで生涯と終えた高山右近の姿をたどりました。以前はパコ・パーク

(パコ公園)というわりと整備された場所にカトリックとプロテスタントの教会が合同でたてられた右近の像がありました。

今回その場所は今ちょうど変わろうとしている世界を象徴としているような様子でした。

像の周りは高速道路工事中の重機があり、すぐ側を走る車の騒音、少し残っている芝生にはつながれた鶏、労働者か

どうかわからない数人の男たち、そんな中で私たちは2月に列福される高山右近像の前でごミサをささげました。 

高山右近にもオバマ大統領のメッセージにも共通するのは私たちに向けられ、託されたものそれは「日本を、世界を、

変える能力と可能性は私たち一人一人の中にある」                         主キリストによって・・・・    

                                                                                      マンフレード神父